基礎練習に求めるもの

意識の覚醒と変革

練習の向こう側にある景色
ジェットストリーム.DF
画像の三連星は
あさひ☆そうや☆たいせい

事務局土肥です。
7月2日は「情熱監督」が不在、事前に監督より以下の2点の練習メニュー実施の依頼がありました。

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・基礎練(取る・投げる)は必ず実施してほしい
・守り(ディフェンス)時の準備の徹底、いつでもキャッチできる姿勢(手を下に下げて構える)
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目立つプレーよりも堅実なプレー、誰もがHEROになる、選手も保護者も一丸となり戦う、これがADFの真髄です。
有明スポーツセンター本大会開催までの日曜日はあと20回程度しかなく、学校行事や行政行事(選挙)などで学校体育館が突然使えなくなるなどを考えると、全体でそろって練習できる時間はそう多くはありません。

さて、この日は全面使用できる体育館のためいつもよりマシマシで練習を行いました。
練習その①
6人一組「100本全力キャッチボール(約5分間)」 
*全力で投げ・取り続ける(闇雲にやらない前提)
→全チームやり遂げました。
→残った最後のチームへは他メンバーたちが自ら声援をおくっておりました。

練習その②
守備の堅実さとは?
*ボールに背を向けない
*コート内を逃げ回らない(陣形が乱れ綻びが生じる)

パス回しをする意味とは?
*内外野のセンター同士で単調なやりとりをしない
*サイド外野を使いパスを回す意味を体感する
→早いパス回しは相手内野を翻弄させるので相手のデフェンスゾーンが崩れる一瞬のタイミングを刺す

そのアタックの向こう側には何があるか?
*対面同士のポジションを理解しアタックにうつる
*内野の奥でディフェンス体制で待ち構えている選手に無理にアタックをしない

練習その③
6年生に立ち向かう
*6年生3名(交代制)を内野定位置に構えさせ、他メンバーは足元にアタックをする。
→6年生は避けるのではなく手を下に構えキャッチ体制を保持しイージーボールは見逃さない

練習その④
全学年混合の練習試合
*6年生・5年生は相手内野のディフェンス状況を見据え正確にパス・アタックをする
*4年生・3年生は上級生のボールの「風」を体感し、隣で凛として構える上級生の意思を感じ取り自信とする

2023年1月15日、ADFChapter3として第一回体験会を開催し5月から本格始動、早や2ヶ月が過ぎました。

今回全面使用で気づいたことがあります。
これまでは他メンバーが試合をしていると手持ち無沙汰の子どもはバスケットリングにボールを投げたりどこか注意が散漫になるケースが見受けられました。
しかし今回は、空いたスペースで4年生が5年生に声をかけキャッチボールをしてもらう、3年生が6年生に投げ方の質問をするなど、学年を超えたチームメンバーが自ら良かった点改善したい点を話し合っていました。

これまでの何となく楽しそうという意識が「何かを成し遂げたい」という目の輝きに変わり、ただ暑くてかいたジメッとした汗ではなく「全力で何かをやり切っているカラッとした汗」に変わり、
11月19日の本大会で勝ちたい・活躍したいという意思をメンバー達から強く感じることができ、これらは毎週強くなっている現実があります。

ADFはまだ何も成し遂げておりません。一方では失敗も何もしておりません。
このフワッとした雰囲気に飲み込まれると何も成し遂げられません。

有明スポーツセンター大会(予選)で勝利をし、そして江東区チャンピオンズリーグで優勝する

これが我々の目標であり到達点です。

保護者の皆様の掛け声は、子どもたちへの莫大なエネルギーに変わり、このエネルギーは試合当日に「とてつもないパワーと奇跡」を生み出します。

朝食や夕食時、何かしらのきっかけでもいいので是非ADFのドッジボール話を聞いてあげてください。

「ドッジボール楽しそうだね」
そんな声をかけてあげてください。

到達点である優勝に向けて、是非保護者の皆様のチカラをかしてください。

定期練習の親御様の見学も練習サポートも大歓迎、
「有明西学園で過ごす小学生という一瞬(✨)」の躍動と素敵な汗を見に来てください。

11月19日開演となるドラマで素敵なエンドロールを流すために....。

(ちなみに例年ですと、3,4年生は午前中、5,6年生は午後、この半日のみで全ての勝敗が決します)

2023/7/3